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北海道一高所の神社奥宮 
かねてより手稲神社奥宮に行きたいと思っていて、今日天気が良ければと考えていたのだが、雨も降る中、どうしようか迷っていた。

それでも天気は悪くなるような予報ではなかったし、昼近くなって一人で家を出てまずは手稲神社へ。

参拝して社務所に寄り、御朱印と九面守と叶い石守を頂く。九面守は本殿内にある九つの面が願いを工面するというお守りで、叶い石守は神社で授与される叶い石を持って、手稲山山頂にある奥宮の願い石に重ねてお参りすることで願いが吹き込まれ、自分だけの特別なお守りになると言われている。

その後、車で手稲山ロープウェイの山麓駅へ。といってもロープウェイはもう運行されていない。ここに車を止めてあとは歩いて登るのだ。

手稲山の登山コースはいくつかあるが、この旧ロープウェイ駅から直接スキーゲレンデを登るコースが最も距離が短い。

今は山頂には全テレビ局の放送アンテナが林立しているが、元々手稲山は札幌近郊では峻険な山で、裏側は今でもヒグマの巣と言われており、最初に手稲山に電波等を建てたHBC北海道放送は大変な難工事を経験したらしい。

スマートフォンのアプリ「YAMAP」で位置を確認しながら登り始める。これはGPSで自分の位置がリアルタイムでわかり、標高も表示されるので大変便利だ。電池の問題さえクリアできれば、素晴らしい道案内になる。

ゲレンデ直登なので、傾斜はきついが、見晴らしはいいし、道に迷う心配もほとんどない。一番心配なのは靭帯を二ヶ所断裂したままの左膝だったが、サポーターできつめに固定して、杖も持って行ったのでさほど不安に感じることはなかった。

もちろん登る前には手稲神社の神様と不動明王様にも御守護をお願いして登り始めたので、よほどの無理をしない限りは大丈夫だろうと思っていた。


約1時間ほどで山頂へ。登山客は結構多く、山頂にも数人がいて、奥宮の前が空くのを待って参拝。お酒と饅頭をお供えし、祝詞をあげてお祈りする。叶い石も願い石に重ねてお願いをした。後ろで人の出入りが結構あるので落ち着いてお祈りはできなかったが、とにかくこの足でここまで来させていただいてありがたかった。

山頂から見える景色はなかなか素晴らしく、裏側には正面に無意根山が神々しく残雪を輝かせていた。あそこにはかなり力のある神様がいらっしゃるとのことなので、可能ならそのうちいってみたい。しかし登山距離が長い山なので私にはなかなか難しいかもしれない。膝さえ完治していればなんということはないが、今は初心者向けの山しか安心して登れない。


帰りも1時間くらいで降りられた。やはり足は痛くなったが、百均で買った老人用の杖が大いに役に立ち、無事下山できた。

特に歓迎されたと感じることはなかったが、天気にも恵まれ、転ぶこともなく北海道で一番高所にある奥宮に参拝できたのだから、本当に良かった。


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